酪農情報システム
酪農情報システムとは... 生乳、乳用牛・肉用牛などの酪農生産物の安全性を確保・継続し、「安全・安心・正直」な情報を消費者へ提供できる体制、及び酪農家への営農指導強化を図るための体制を構築します。 本システムで蓄積されたデータを最大限活用し、用途に応じた情報を明確かつ迅速に照会・出力することを可能とします。
酪農情報システムは複数のサブシステムからなる総合システムです。
個体識別管理システム ⇒ 農家、牛の登録。牛の移動管理。 生乳取引システム ⇒ 生乳の成分管理。生乳の品質・安全性の維持・確保支援。 人工授精システム ⇒ 牛の繁殖管理。 乳検システム ⇒ 牛の検定結果管理。 土壌分析システム ⇒ 圃場の成分分析および施肥指導。 飼料分析システム ⇒ 牛に給与する粗飼料の成分分析。 育成牧場システム ⇒ 育成牧場内の入退牧、繁殖、牛群移動などの牛の管理。 生産資材管理システム ⇒ 農家供給の肥料・飼料・その他資材の管理。 家畜販売管理システム ⇒ 農畜産物の販売管理。 疾病履歴システム ⇒ 牛の疾病履歴管理。 飼養管理環境システム ⇒ 牛舎、倉庫などの農場施設及び生乳機器などの管理。 生産履歴(トレーサビリティ) ⇒ 酪農家及び消費者などへ生乳・農場・牛情報公開用。 酪農家向けWebサービス ⇒ 牛情報、生乳情報などの情報閲覧。資材注文、農場報告の受付。
耳標番号による牛個体の識別及び繁殖・疾病履歴の管理。 出生から販売までの流通管理。 生乳・農畜産物販売などの生産情報の一元管理及び状況把握。 購入飼料、施肥肥料、給与飼料などの情報把握による牛の健康維持および農場の維持・指導。 電算化による業務・事務の統一・省力化。 IT端末を活用し、場所・日時を問わず、牛情報、生乳情報などが閲覧可能なほか、資材注文や牛の売却依頼、及び出生などの農場報告の簡易受付も可能。